米国中間選挙後に暗号資産市場が反発するなか、米国上場の現物ビットコインおよびイーサ上場投資信託(ETF)は水曜日、連続した資金流出に終止符を打った。

SoSoValueのデータによると、水曜日のビットコイン(BTC)ETFへの流入額は7,460万米ドルで、イーサ(ETH)ファンドには5,300万米ドルが流入した。

この転換により、ビットコインETFの連続3取引日、計11.6億米ドルの流出が終了した。イーサETFも連続7日間、計6.57億米ドルの流出を止めた。

水曜日、民主党の中間選挙での勝利を受けてビットコインは80,000米ドルを上回る水準まで反発し、米国株も上昇した。

ビットコインETFは流入に転じるも、IBITの流出は続く

最新の流入は、月曜日の3.99億米ドルから火曜日の1.16億米ドルへと資金流出が減速した後に起きた。

Farside Investorsのデータによると、BlackRockのiShares Bitcoin Trust(IBIT)は水曜日にさらに2.012億米ドルの流出を記録し、連続4取引日の流出総額は9.352億米ドルとなった。一方、FidelityのWise Origin Bitcoin Fund(FBTC)は約2.37億米ドルで流入を主導した。

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10月30日以降の発行会社別・現物ビットコインETFの日次資金フロー。出典:Farside Investors

水曜日の流入により、ビットコインETFの2026年の純流出額は約7,900万米ドルに縮小した。

アナリストが選挙のビットコインへの影響を検討

デジタル資産運用会社CoinSharesのリサーチ責任者James Butterfillは、ビットコインが選挙前に民主党の全面勝利の可能性をおおむね織り込んでおり、不確実性の後退に伴う安心感から反発する余地があったと述べた。ただし、ビットコインの値動きを選挙結果に過度に結び付けるべきではないと注意を促した。

暗号資産ヘッジファンドZX Squared Capitalの共同創業者で、Credit Suisseの元グローバルリスク責任者でもあるCK Zhengは、金融流動性、機関投資家の資金フロー、市場全体の投資家のリスク選好が、ビットコイン価格を動かすより直接的な要因だと指摘した。

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Zhengは、現物ビットコインETFと企業の財務資産としての保有が需要を広げる一方、BTCが機関投資家の売り圧力にさらされる要因にもなり得ると述べた。

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